こんにちは、hikariです!(プロフィールはこちら)
今回は、上野東京ラインの直通運転の中身を分かりやすく解説していきます。(参考:直通運転とは?)
本編
上野東京ラインは上野~東京間のことを指します。
それが開通したことにより、東海道線と宇都宮線・高崎線・常磐線が直通運転するようになりました。
それまでは東海道線は東京駅まで、宇都宮線は上野駅が終点でした。そのころの上野~東京間の山手線と京浜東北線の混雑はすさまじかったでしょう。
開通によって長距離列車に
上野東京ラインの開通によって、使用車両のe231系とe233系はかなりの長距離を走るようになりました!
それにより、静岡県の熱海から栃木県の黒磯まで一本で行く列車も存在しているんですね!(2022年のダイヤ改正で廃止された)
いやー、流石に長すぎる(笑)。1年間で何キロ走っているのでしょうか。
しかしながら、行き先の種類が増えて分かりづらくなったり、座りにくくなったという声もあります。便利になっても、デメリットは付き物ですね。
また、以下の記事では上野東京ラインと湘南新宿ラインの違いについて解説しているので、ぜひ!
上野東京ラインの停車駅
高崎線や宇都宮線、東海道線の停車駅を解説します。
高崎線の停車駅
快速アーバンの停車駅。
- 大宮
- 上尾
- 桶川
- 鴻巣
- 熊谷(新幹線と秩父鉄道は乗り換え。熊谷~高崎は各駅停車)
- 高崎(新幹線と上越・両毛線、信越本線、上信電鉄は乗り換え)
特別快速の停車駅(湘南新宿ライン経由)。
- 大宮
- 上尾
- 桶川
- 北本
- 鴻巣
- 熊谷(熊谷~高崎は各駅停車)
- 高崎
宇都宮線快速の停車駅(宇都宮~大宮間)。
- 宇都宮(新幹線へ乗り換え。小山まで各駅停車)
- 小山(新幹線・水戸線・両毛線へ乗り換え)
- 古河
- 久喜(東武伊勢崎線へ乗り換え)
- 蓮田
- 東大宮
- 大宮
以降は、大宮ーさいたま新都心ー浦和―赤羽-尾久―上野―東京にとまっていきます。
東海道線の停車駅
快速アクティーの停車駅(2023年のダイヤ改正で廃止)。
- 東京
- 新橋
- 品川
- 川崎(京浜東北線・南武線へ乗り換え)
- 横浜
- 戸塚(横須賀線へ乗り換え)
- 大船(根岸線・横須賀線・湘南モノレールへ乗り換え)
- 藤沢(小田急江ノ島線・江ノ島電鉄へ乗り換え)
- 茅ヶ崎(相模線へ乗り換え)
- 平塚
- 国府津(御殿場線へ乗り換え)
- 小田原(小田原~熱海は各駅停車。伊豆箱根鉄道・小田急小田原線・箱根登山鉄道・新幹線へ乗り換え)
- 熱海(新幹線・伊東線・東海道線の静岡方面へ乗り換え)
特別快速の停車駅(湘南新宿ライン。武蔵小杉経由のため、横浜から説明する)。
特別快速の場合は小田原どまりになります。そして、横浜~小田原間は、快速アクティーと同じ停車駅です。
行先に対する路線を覚えよう
ここはとても重要なお話です。
上野東京ラインの開通により、行先の種類が大幅に増えました。そのため、各沿線の方にとって見慣れない行先がきっとあると思います。
例えば、東海道線沿線から見たら「小金井ってどこ?」って感じるかと。北に向かうときは特に気を付けていただきたいです。
複雑な都営浅草線と同様、行先に対して向かう路線を把握しておかないと、目的の駅にたどり着けないことが起こるので、覚えていただけたらと思います!
宇都宮線へ向かう行先。
- 宇都宮(栃木)
- 黒磯(栃木)
- 小金井(栃木)
- 古河(茨城)
高崎線へ向かう行先。
- 前橋(群馬)
- 高崎(群馬)
- 籠原(埼玉)
以上の2路線は大宮で分岐します。大宮までの停車駅は同じですので、省略しました。
いかがでしょうか。行先が増えたとはいえ、たまげるほどではありません。基本的には上記の行先で動いています。
ちなみに伊東線へ行く行先は、伊東のみです。
一部列車は常磐線に直通
上野東京ラインは常磐線ともつながっています。まずは常磐線につながる行先をみてみましょう。
常磐線へ向かう行先。
- 取手
- 土浦
- 水戸
- 高萩
快速・普通列車の行先は以上4つになります。
くわえて常磐線へ向かう車両は、以下のe531系とエメラルドグリーンのラインがあるe231系の2種類なので、とても区別がつきやすいです♪
小ネタとして、常磐線は取手(茨城県)以北で最高速度130キロで爆走します!これは普通列車もこの速度で走るんですね。
特急ならともかく、普通列車も時速130キロは速すぎる・・。
並走するつくばエクスプレスも最高速度130キロなので、それに対抗するためにそこまで出すわけです。
興味があったらぜひ体験してみてください!
まとめ
首都圏および関東を移動するときに欠かせない路線が上野東京ラインです!
それの開通によって、行先や遅延が増えたりとつかいにくい路線になってしまいましたが、まずは路線に対する行先をおぼえれば大丈夫!
遅延の多さに関しては、ざんねんながら割り切るべきだと思っています・・。長距離をはしる分、トラブルの影響を受けやすい状態ですね。
そのため、時間に余裕をもって利用することが求められる路線といえます。