こんにちは、hikariです!(プロフィールはこちら)
この記事では以下の疑問に、千葉と神奈川の鉄道網をマスターしたわたしがお答えします。
千葉駅から横浜駅まではどの路線が最速で最安なの?
今回取り上げるのは以下4つの経路です。
- JR総武快速線・横須賀線(乗り換えなし)
- JR総武線+地下鉄東西線+都営浅草線+京急線
- JR総武線+JR山手線+JR東海道線(秋葉原乗り換え)
- JR総武線+東海道線(東京乗り換え)
どちらも県を代表する駅で周辺にはさまざまな娯楽スポットがあるので、行き来する機会が多いのではないでしょうか。
もしくは、大学への通学や職場への通勤での利用者もたくさんいますね。自身の状況にあった経路を見つけることができれば幸いです!
JR総武快速線・横須賀線(最速ルート)
総武快速線と横須賀線は直通運転をしているので、乗り換えなしで行けます(参考:直通運転とは?)。
最高速度が120キロであることや乗り換えなしのため、所要時間は1時間14~20分と最速です。
運賃と所要時間
運賃:IC1100円。
所要時間:1時間13分。
乗り換えなしで行ける
このルートのメリットは、乗り換えなしで行けることです。一度座れれば、到着するまで座っていけるのでとても楽ですね。
ほぼ東京湾に沿っており、横須賀線の久里浜エリアと千葉の内房線直通をふくめるとアクアラインを遠回りしたルートになっています(笑)。
しかし、行先には注意してください。途中駅止まりの場合や湘南新宿ラインとの混同(横浜駅)があるので。
ここでは1本で行ける行先を紹介します。
千葉駅方面
JR総武線+地下鉄東西線+都営浅草線+京急線
このルートは西船橋でメトロ東西線、日本橋で都営浅草線に乗り換えます(都営浅草線と京急線は直通運転)。
少し時間はかかりますが、運賃は最安です。
運賃と所要時間
運賃:IC1014円。
所要時間:1時間41分。
地下鉄でも優等列車がある
地下鉄と聞くとこんな疑問が浮かぶでしょうか。
地下鉄じゃみんな各駅停車でしょ?時間かかっちゃうんじゃない?
確かに、地下鉄路線のほとんどは各駅停車のみです。
しかし、メトロ東西線と都営浅草線には優等列車(駅を通過する列車)が走っています!
前者は「快速」、後者は「エアポート快特」です(快速は1時間に4本、エアポート快特は1~2本)。
本数は決して多いとはいえませんが、「それなら選択肢に入れてもいいかな」と感じるのではないでしょうか。
地下鉄がめんどうなわたしでも、優等列車があるだけで選択肢に入れます♪
余談としてメトロ東西線の快速は、地上区間で時速100キロ出します!これは地下鉄路線の中で最速なんですね。
「地下鉄なのにすげえ速い」というのを体験してみてください(笑)。
さすがに地下区間で出したら空気抵抗がすごいので、80キロが最高速度になります。
優等列車の停車駅(乗り換え路線も記載)
メトロ東西線の快速の停車駅。
- 中野~東陽町の各駅
- 浦安
- 西船橋(総武快速線、各駅停車・武蔵野線、京葉線直通・東葉高速鉄道)
都営浅草線エアポート快特の停車駅。
- 泉岳寺~新橋の各駅
- 日本橋(メトロ銀座線・メトロ東西線の茅場町駅)
- 東日本橋(総武快速線・都営新宿線の馬喰横山駅)
- 浅草(メトロ銀座線・東武スカイツリーライン)
- 押上(メトロ半蔵門線・京成押上線・東武スカイツリーライン)
となります。都営浅草線は行先の種類が多いので、横浜へ行くにはどれに乗ればよいか判断するのが難しいです。
以下の記事で都営浅草線の攻略法をまとめているので、ぜひご覧ください!
小まとめ
このルートは大部分が地下鉄なので時間はかかりますが、運賃最安というメリットがあります!
また地下鉄で時間かかるといっても、両路線にそれぞれ優等列車が走っているので、その不満はおさえられるのではないでしょうか。
「急いでないし、なんなら王道とは違うルートで行ってみたいな」と考えているならおすすめします!
JR総武線+JR山手線+JR東海道線(おすすめルート)
秋葉原で山手線に乗り換え、新橋で東海道線に乗り換えるルートです。
秋葉原に総武線快速は止まらないので、錦糸町で各駅停車に乗り換える必要があります。
運賃と所要時間
運賃:IC1100円。
所要時間:1時間25分。
乗り換えは簡単にできる
このルートでは秋葉原と新橋駅で乗り換えますが、2回とも短時間で乗り換えられます!
階段の上り下りと少し歩くだけで済むので、迷うことはまずないと断言します。
駅に着いたらササッと乗り換え、東海道線でグイッと移動(停車駅が少ない)したい場合はぜひ、このルートを使ってみてください♪
このルートがおすすめな理由
さて、千葉駅~横浜駅の移動は横須賀線・総武快速線が最速ですが、わたしはこの山手線経由ルートをおすすめします。
その理由を説明しますね!
理由1:山手線によって途中下車を楽しめる
山手線と言えば、東京の主要エリアを通っていますよね。このルートでは、秋葉原・東京・新橋・品川駅という主要駅を通ります。
これらは、駅周辺や駅構内が充実していて寄り道を楽しむことができます。
駅構内ではショッピング、駅周辺ではグルメや趣味関係、居酒屋がたくさんあって充実した1日を過ごせる要素が盛りだくさんです!
ただ移動するだけではなく、途中でなにか楽しめる場所はないかを探すことは、当日を迎えることわくわくさせてくれます。
わたしが都内へ遊び行く時は毎回、鉄道ルート沿いでなにかおしゃれなカフェや有名なグルメ店などががあるかどうかを探すようにしています♪
ぜひ、気に入った店や行ってみたいと思った場所を見つけて、お出かけをより楽しんでいただけたらと思っています!(コロナには気を付けてください)
山手線は本数がとても多いので、乗り遅れを気にすることなく行動できるのがとてもありがたい・・。
理由2:適度に乗り換えがあって息苦しくない
「同じ列車に長時間乗り続けているのは息苦しいのでは?」という考えをわたしは持っています。
ラッシュ時には人同士が密着する状態になるし、初対面の大勢の方と同じ空間で過ごすわけですから、居心地がいいとは言えないと思うんですね。
そのため、乗り換えによって外の空気を吸う機会があるとストレスが軽減されるのではないでしょうか。
1本の列車で目的地まで長距離移動するっていう場合なら、途中下車して休憩するのも手です
また、コロナ前だと窓が閉まっていたので、走行中は密閉空間で車内の空気悪かったことでしょう。
1本の列車で目的地まで長距離移動するっていう場合なら、途中下車して休憩するのも手です!
これはわたしもよくやっていました。しかし、本数が少ない路線だとそうもいかないので、時刻表がビッシリと埋まった都会の路線で行うのがオススメです。
JR総武線+東海道線(東京乗り換え)
このルートは乗り換えが1回だけなので一見ラクにみえます。しかし、総武線の東京駅は地下深くにあるので、ちょっと面倒です(徒歩約10分)。
参考として、ストーリービューをのせますね!
運賃と所要時間
運賃:IC1100円。
所要時間:約1時間25分。
乗り換え回数を減らしたい場合はおすすめ
このルートは東京駅で乗り換えるだけでいいので、乗り換え回数を抑えていきたい場合は選択肢に入れてみてください。
乗り換え時間10分程度ですが、東京駅がいかにダンジョン(複雑な構造)であるかがわかるんじゃないでしょうか。
わたしも東京駅で乗り換えた経験(丸の内線から京葉線)があります。
この通路はどこまで続いてるんだ?とか、丸の内南口はどっち方向だ?
など、頭が混乱していました(笑)。
また、東海道線の東京~横浜間の停車駅が4駅と少ないのも魅力ですね。遅延さえ起らなければスイスイ進んでくれますので、東京~横浜の王道ルートです。
東京駅で乗り換えるのがめんどくさい場合は、そのまま乗車していても大丈夫です。東海道線とはルートが違うので、ちがった車窓が楽しめて新鮮な気分になれますね。
また、東海道線への乗り換えは新橋や品川でも可能であることを覚えていただけたらと思います。
まとめ
今回は、千葉駅から横浜駅へのおすすめルートを紹介しました!神奈川県も千葉県も観光スポットが多いので、行き来する利用者はかなり多いと思います。
鉄道利用に対する価値観は人それぞれちがうと思うので、簡単に説明しましょう。
乗り換えがイヤなら総武快速線・横須賀線or総武快速線+東海道線(東京乗り換え)。
ずっと同じ車両は飽きる、ときどき外の空気を吸いたい場合は残り2つのルートということになります。
ぜひ、自分に合ったルートを見つけてみてください♪