こんにちは、hikariです!(プロフィールはこちら)
今回は、都営新宿線がどのエリアを通ってどの路線に直通運転をしているのかを解説していきます。(参考:直通運転とは?)
本編
京王八王子―新宿:京王線。
調布ー橋本:京王相模原線。
新宿―本八幡:都営新宿線。
都営新宿線は京王線と直通運転をしていて、東京の東西を結んでいます。なので、第二の東京メトロ東西線と言えますね!
実は終点の本八幡は千葉県で、都営地下鉄で唯一他県にある駅になります(総武線各駅停車は乗り換え)。そのため、千葉県内で京王の車両を見れるのは本八幡だけです♪
そこから、東西を通って中央線と並行する京王線に直通するので、中央・総武線の第3ルートだとわたしは解釈しています(第二ルートはメトロ東西線)。
ただし、経由駅を見ると新宿以外は主要エリアを通っていませんね。特に、秋葉原へ行くにしても岩本町で降りることになります(乗換駅にはなっている)。
なので、沿線の方以外は中央・総武線に流れているという印象を持っています。しかし、メインルートから外れることによって、混雑が分散されるという利点も無視できませんよね。
ちなみに、東大島~船堀間は地上区間なので、「外に出た!」と安心感につつまれます(笑)。
急行について
都営新宿線には急行があります!地下鉄では珍しく、全線において急行運転しているんですね。
急行があるのは、日中のみとなっています。追記:2023年のダイヤ改正より急行が激減。
停車駅は以下の通りです。
新宿・市ヶ谷・神保町・馬喰横山・森下・大島・船堀・本八幡
ちなみに、駅を通過する時は55キロ以下に減速するそうです。これは、駅に進入した際に発生する突風をおさえるために行っています。
中央・総武線との比較
さて、ここで本八幡~新宿の移動について比較してみましょう。
比較対象は、所要時間と運賃です。
中央・総武線
- 運賃:IC396円。
- 所要時間:お茶の水での快速乗り換えで35分、各停のみで41分。
都営新宿線
運賃:IC377円。
所要時間:急行で29分、各停で45分。
所感を以下の通りにまとめます。
- 中央総武線は、お茶の水で快速へ同一ホーム乗り換えが可能。
- 都営新宿線の急行は、日中の1時間の3本で16時台は1本(乗れたらラッキー程度に)。
- 最速で最安なのは都営新宿線の急行。各停より約15分短縮。
- 所要時間を考えると、朝夕は中央・総武線がよい。
- 両者の各停の所要時間は、数分の差なので安さ重視なら都営新宿線。
他路線への乗り換え
- 新宿(山手線・埼京線・湘南新宿ライン・中央線快速・中央総武線各駅停車・京王線・小田急小田原線・都営大江戸線)
- 新宿三丁目(メトロ丸の内線・メトロ副都心線)
- 市ヶ谷(中央総武線各駅停車・メトロ有楽町線・メトロ南北線)
- 九段下(メトロ東西線・メトロ半蔵門線)
- 神保町(メトロ半蔵門線・都営三田線)
- 小川町
メトロ丸の内線(淡路町駅)と千代田線(新御茶ノ水駅)
- 岩本町(秋葉原駅の昭和通り改札まで徒歩約5分)
- 馬喰横山
都営浅草線(東日本橋駅) 総武快速線(馬喰町駅)
- 森下(都営大江戸線)
- 住吉(メトロ半蔵門線)
- 本八幡(中央総武線各駅停車)
京成本線(京成八幡駅)
まとめ
都営新宿線は、東京メトロ東西線や中央総武線と並んで都心の東西を結んでいます!さらに、京王相模原線との直通運転によって、千葉~神奈川の移動が可能です。
運賃や通る駅を考えると東西線に負けてしまいます。しかし、巨大ターミナルの新宿や運賃の安い京王線に直通していることを考えれば、大幅に劣っているとはいえないとわたしは思います。
他路線くらべて不便であろうが、都営新宿線単独駅などの利用者にとって重要な足となっているのは間違いありません。
ちなみに、都営新宿線は直線区間が多いのでスピードが速いです(最高75キロ)。景色が見えないので分かりにくいですが、地下鉄の中ではスピードを出しやすい路線になっています。