こんにちは、hikariです!(プロフィールはこちら)
今回は、渋谷駅〜横浜駅へのアクセスにおいてどの路線がオススメなのかを解説します。
さて、この区間を移動できる路線は以下の2つです。
- 湘南新宿ライン
- 東急東横線
どちらのエリアも娯楽がたくさんあって魅力的ですね!
渋谷にはヒカリエやSHIBUYA109、横浜にはみなとみらいや赤レンガ倉庫、中華街がありますから。
東急もJRもそれぞれ特徴があるので、それを理解したうえで路線を選ぶと良いでしょう。
東急東横線
運賃と所要時間
運賃:IC272円
所要時間:各駅停車で46分、急行で31分、Fライナーで27分。
東急東横線は安い
東横線の魅力として、安い運賃があげられます。なんと1区間126円です(ICカード利用。切符では130円)。
理由として、渋谷~横浜間を行き来する利用者が多いからだと考えています。
また、この路線は中目黒や自由が丘、武蔵小杉といった人気エリアも通り、全体的においしい場所を通っていると言えます!
そうすると当然利用者が多くなるので、運賃が安くても問題ない状態なのかもしれませんね。
また、JRと他の大手私鉄の1区間の運賃と比較しました!下の図を見てみてください。
運賃はICカード(パスモやスイカなど)を利用した時の場合になります。東急線と同じ運賃なのは、京王線と小田急線のみと少ないですね。
その2つを除くと平均141円です。数十円の差とはいえ、長距離になると差が大きくなっていくので無視できない問題ですよね。
特にJRは、長距離になると運賃がかなり上がっていきます。並走する私鉄があれば、状況に応じて使い分けるのも手です!
急行や特急(Fライナー)に乗ろう
東急東横線を利用する場合は、急行などの優等列車に乗ることをおすすめします。
各駅停車だと20駅もあるので、46分もかかるんですね。
46分は長い・・。
仮に各駅停車に当たったとしても、途中駅で乗り換えればOK。
また、各駅停車だと沿線の車窓が目に焼き付けやすいです。それによって気になるお店などが見つかるかもしれません。
どれに乗ってもメリットはあるので、「お好みで選んでいい」という言い方もできてしまいます。
優等列車は、急行や特急(Fライナー)があり、停車駅が少ないのは特急です!
その2つを合わせると上下線とも1時間に6~8本あるので、ねらって乗りやすい状態だと言えます。
後の湘南新宿ラインとほぼ同じ時間でかつ、それより安い運賃で移動できるのは魅力的ですね。
ちなみに、特急といっても追加料金はかからないのでご安心を。停車駅も後に紹介しますね!
基本的に私鉄の各駅停車(都市部)は駅数が多くて時間かかります。京成や東武、京王なども各駅の駅間は1キロ前後が多いですから。
対してJRは2~4キロのところもあります(常磐線や京浜東北線など)。私鉄はJRの駅がないエリアに駅を作っている傾向にありますね。
急行と特急の停車駅(乗り換え路線も含む)
急行の停車駅。
- 渋谷(山手線・埼京線・湘南新宿ライン・京王井の頭線・地下鉄銀座線・地下鉄半蔵門線・地下鉄副都心線・東急田園都市線)
- 中目黒(地下鉄日比谷線)
- 学芸大学
- 自由が丘
- 田園調布(東急目黒線)
- 多摩川(東急目黒線・多摩川線)
- 武蔵小杉(南武線・横須賀線・湘南新宿ライン・相鉄方面・東急目黒線)
- 日吉(東急目黒線・地下鉄グリーンライン)
- 綱島
- 菊名(横浜線)
- 横浜(東海道線・横須賀線・京浜東北線・根岸線・京急本線・相鉄本線・みなとみらい線・地下鉄ブルーライン)
特急(Fライナー)の停車駅。
- 渋谷
- 中目黒
- 自由が丘
- 武蔵小杉
- 菊名
- 横浜
渋谷駅はかなり深い
運賃の安い東横線ですが、欠点もあります。それは、渋谷駅が地下5階にあってかなり深いことです。
これは、地下鉄副都心線と直通運転開始にともなって地下へと変更されました(参考:直通運転とは?)。
参考として、ストリートビューを確認してみてください。
副都心線は2008年開業と、比較的新しい路線です。それに合わせてか駅構内は近未来的な雰囲気がでていますね。
こういう雰囲気、わたしは好きです。こういうおしゃれな空間にいるとテンション上がるので。
このホームから地上へは時間かかりますが、少しでも運賃を抑えたいときや時間に余裕がある場合は、ぜひ利用してみてください。
迫力ある110キロ運転
東急東横線の見どころは、最高速度にもあります。
急行の停車駅は多くてカーブもいくつかあります。そんな東横線の最高速度は何キロなのでしょうか。
答えは時速110キロです!
想像以上に速い・・!
そんなふうに感じたかもしれませんね。住宅地の中を時速100キロ以上で走る場面の迫力がものすごいです!
わたしも初めて乗ったときは、「各駅停車にしては飛ばし過ぎじゃない?」と感じたものです(笑)
どの区間で110キロ出すかというと、急行や特急は綱島〜武蔵小杉、都立大学周辺。なんと各駅停車でも、日吉〜綱島や都立大学〜学芸大学で出しています!
特に都立大学〜学芸大学間は、1キロちょっとしかないにも関わらず100〜110キロ出してしまうんです。
その区間は100キロ以上出してもすぐにブレーキをかけますが、車両の加速度が高いからこそできる芸当ですね。キビキビとした運転方式になっています。
区間によっては全力疾走する東横線、1度体験してみてはいかがでしょうか。
小まとめ
渋谷駅のホームがかなり深い東横線ですが、運賃はJRと比べてかなり安いのが魅力です。
急行などの本数も十分にあり、JRとほぼ同じ所要時間で移動できます。よって、どちらをすすめるかと言ったら東急東横線です!
しかし渋谷駅のホームは地下深いので、トータルでは確実に東横線の方が遅いです。
また、沿線を見るとカフェの多い中目黒や買い物やヨーロッパ風の街並みを楽しめる自由が丘、タワマンの街の武蔵小杉など、1日中楽しめるスポットがたくさんあります。
行動プランにそれらも含まれているなら、東横線一択ですね。
湘南新宿ライン
運賃と所要時間
運賃:IC396円。
所要時間:28分。
停車駅
- 渋谷
- 恵比寿(山手線・埼京線・地下鉄日比谷線・相鉄線直通)
- 大崎(山手線・埼京線・相鉄線直通・東京臨海高速鉄道りんかい線)
- 西大井(横須賀総武快速線・相鉄線直通)
- 武蔵小杉(横須賀総武快速線・南武線・相鉄線直通・東急東横線・東急目黒線)
- 新川崎(横須賀総武快速線)
- 横浜(東海道線・横須賀総武快速線・京浜東北根岸線(横浜線直通も含む)・東急東横線・みなとみらい線・京急本線・相鉄本線・地下鉄ブルーライン)
西大井~武蔵小杉間はかなり速い。
湘南新宿ラインを使うにあたって、注目したいのが西大井~武蔵小杉間の走行速度です。この区間では最高120キロで爆走します!
私鉄での120キロ運転で有名な「京急線快特」と同じスピードですね。都内を120キロで走る数少ない区間なので、1度体験してみるのはいかがでしょうか。
わたしはユーチューブでこの区間の動画を見ますが、モーターを大きくうならせながら走っていました!(特にe231系)
走行音が大きい分、スピードもより速く感じさせていますね。
東海道新幹線との並走が楽しめる
新川崎~大崎間では、東海道新幹線との並走が見られます!両路線の線路がすぐとなりを通っているので、時間帯によってはそのような光景が見られるのです。
速度は湘南新宿ラインが時速120キロ、新幹線は約160キロで走ります。新幹線は「まだまだ甘いな」といわんばかりにスーッと追い抜いていきますね(笑)。
湘南新宿ラインは120キロで爆音ならしていますけど、新幹線は準備運動レベルの速度域です。
また、2階建てのグリーン車(追加料金あり)に乗っていれば横目で見れるので、並走をより楽しめます!
鉄道車両がお好きならば、体験してみるのはいかがでしょうか。
本数が少ない
湘南新宿ラインのデメリットは、本数が少ないことです。上下線とも4,5本しかないので、東京の路線とは思えないレベルですよね。
山手線や中央線との差がすごいです・・・。
1本逃すと、時間帯によっては20分近く待つ場合もあるので、乗る列車を決めたらそれに合わせた行動するのが良いです。
例えば、5分発の列車に間に合うように余裕もってホームに到着する形になります。
遅延が多い
湘南新宿ラインは遅延がとても多いので気を付けてください。人身事故や混雑や他路線の影響、お客様トラブルなど様々です。
「1日1回は何かしらおこるだろうな」と思っているほどですから(笑)。
よって、この路線は遅延が起きることを承知のうえで利用するのがおすすめです。
わたしの場合、遅延に備えて乗る列車を1.2本はやめて目的地の到着するようにしています!
そうすることで、遅延が起きても間に合う可能性が高くなっていくんですね。
出勤時間、友人や恋人との待ち合わせ、イベントの開始時間などの「絶対に遅れるわけにはいかない!」という場面が多々あると思います。
余裕もって行動すると、何が起きても対応できるようになるのでぜひ実践してみてください。
小まとめ
東横線と比較すると運賃は1.4倍高く、所要時間は急行などより1~3分速いです。
湘南新宿ラインのメリットは、常に東横線急行レベルの所要時間(30分弱)で移動できることです。
「(東横線の)急行に乗りたいけど、各駅停車だったらイヤだな」という心配がありません。
運賃よりもスピード重視ならうってつけの路線ですね♪
都会にしては本数は少ないですが、乗りたい列車を決めてそれに間に合うように余裕をもった行動で十分カバーできます。
本数の少なさに加えて遅延しやすい性質もあることから、余裕のある行動がすごく求められている状況だと言えるでしょう。
さいごに、西大井~武蔵小杉間の120キロ走行や新幹線との並走といったアトラクション的な要素もあります。
鉄道好きならとても面白いネタだと思っているので、体験してみることをおすすめします!
今回は以上です、ありがとうございました。