こんにちは、hikariです!(プロフィールはこちら)
今回は、JR川越・埼京線とりんかい線の直通運転の中身を分かりやすく解説していきます。(参考:直通運転とは?)
本編
川越線と埼京線、りんかい線の直通運転では、「小江戸」で有名な川越から東京の湾岸部である新木場を結んでいます。
新木場は東京ディズニーリゾートのそばにあるので、京葉線内から副都心(渋谷・新宿・池袋)へのアクセスに便利な路線です♪
りんかい線と京葉線が直通運転していればどうなっていたでしょうか・・。よけいに複雑なダイヤが出来上がりそうです(笑)。
埼京線は相鉄線、京葉線は房総各線(内房線や外房線)とも直通運転しているからです。
川越線
川越線には面白い特徴が!
川越線は単線で、田園地帯を走ります。そんな区間を10両編成が駆け抜けるので、なかなか面白い光景が見られるんですね!ギャップがすごい・・(笑)。
田園地帯を走る10両編成を見られる場所はかなり少ないと思います。
さらにいうと、田園地帯の中に車両基地もあるのでそれが川越線の面白さを引き立てていますよね。
埼京線のe233系は緑なので、田園地帯の風景とマッチしています。
数少ない埼玉県を東西に結ぶ路線
また、川越線と大宮からの東武野田線によって、埼玉県を東西に移動できます!
埼玉県を東西に移動する路線って、他は武蔵野線と北部の秩父鉄道しかないんですね。埼玉県の鉄道路線数は多いのに、そんな事実があると考えるとモヤモヤしてしまいます。
埼京線
山手線の快速の役割を担う埼京線
埼京線の大宮~赤羽間は、東北本線の別ルートになっています(参考:大宮~赤羽間の移動はどれがベスト?)。
そこから南下し、池袋~大崎では山手線と並走する区間になるんですね。
その区間では、山手線の快速の役割を果たしています。副都心側の主要駅のみ停車するので、混雑しやすいです。
池袋~渋谷の移動には重宝するべき存在と言えます。しかし、本数は山手線の方が多いうえ埼京線は新宿止まりもかなりあります。
そのため、山手線に乗った方が速く到着できる場合があることを忘れてはいけません。
埼京線は混雑が激しい
埼京線は混雑が激しいことで有名です。首都圏の鉄道の中でもほぼトップクラスでしょう。
日中はまだしも、朝や17時からのラッシュでは身動きが取れないレベルです・・。
乗り込むときの「もうムリだから乗ってくんなよ・・」的な圧にはたえられません。
わたしも18時台に乗りましたが、これ以上乗ったら電車がはち切れそうだと感じました。乗車するのを駅員さんフォローしている場面もみられましたから。
もちろん、車両は頑丈にできているのでその心配はいりませんが。
主要駅をとおるので仕方ない部分はありますが、満員電車は経験したくないものです。
埼京線の停車駅
快速の停車駅。
- 大宮(高崎線・宇都宮線・京浜東北線・新幹線・東武野田線・ニューシャトルへ乗り換え)
- 武蔵浦和(大宮~武蔵浦和まで各駅停車。武蔵野線へ乗り換え)
- 戸田公園
- 赤羽(宇都宮線・京浜東北線へ乗り換え。以降は各駅停車)
通勤快速の停車駅。
- 大宮
- 武蔵浦和
- 赤羽(以降は各駅停車)
埼京線の池袋~大崎間は、山手線西側の快速線の役割を果たしています。
つまり、池袋ー新宿―渋谷ー恵比寿ー大崎へ停車していきます。そのため、副都心エリアを楽しむときの強い味方といえますね。
ちなみに、りんかい線と川越線は全列車が各駅停車です!
東京臨海高速鉄道りんかい線
りんかい線の運賃は高い
りんかい線は、大崎~新木場を結んでいます。途中の国際展示場駅は、コミケ開催時にはげしく混雑しますね。
路線自体は約12キロと短いですが、運賃は割高です(全区間でIC398円)。加えて、1区間で210円もするんですよね。
1区間の運賃はだいたい120~150円ほどなので、「運賃高いなあ」と思わざるを得ません。。
ちなみに、大崎~新木場をJRでいくとIC308円です!(笑)
しかし、時間はりんかい線の倍かかります。なぜなら京葉線の東京駅は地下深く、乗り換えに時間かかるからです。
また、有楽町で有楽町線に乗り換えていくとIC367円です。このルートが一番楽に行けますね。
ちなみに新木場は、ディズニ―最寄りの舞浜まで2駅ですから参考にしてみてください。
よって、運賃の安さをとるかまっすぐ移動することをとるかの選択がせまられます(笑)。
りんかい線の活用法
りんかい線の運賃は高いですが、副都心方面からディズニーへ行く際の時短のための投資と思えばいいと思っています。
分かりやすく言うと、特急列車に乗るときに追加料金を払う感覚です!
ディズニーって、開園前から多くのお客さんが集まっていますよね。なので、多くの方が「1分でも早く到着したい!」と思っているはずです。
わたしが行った時は、開園30分前でもゲートが混雑していました(笑)。愛されていることがうかがえますね。
川越〜池袋は東武一択
川越駅では東武東上線も通っていて、JRと東武どちらでも池袋に行けます。
しかし、この場合は東武一択になります。
なぜなら、JRは大宮へ東に進み、そこから南下するのですごく遠回りなんですね(所要時間は50~55分ほど)。
くわえて本数も少ないです。
一方東武東上線は、そのまま南へ進むので急行などに乗れば約30分で到着します。よって、JR愛が強くない限りは東武東上線がおすすめになります!
まとめ
いかがでしょうか。この直通運転は、決して複雑なものではないので覚えやすいです。
まあ、りんかい線の運賃が高いのでためらうこともあると思いますが、お世話になる場面はかなり多いとおもいます。
ぜひ、この機会におぼえてみてください。きっと、出かける時の強い味方になります!