【複雑な地下鉄を解説】地下鉄南北線の直通運転はどこにつながる?

南北線直通 直通運転

こんにちは、hikariです!(プロフィールはこちら)

今回は、東京メトロ南北線がどのエリアを通ってどの路線に直通運転をしているのかを解説していきます。(参考:直通運転とは?

 

本編

南北線~相鉄直通

日吉-目黒:東急目黒線。

目黒―赤羽岩淵:南北線。

赤羽岩淵―浦和美園:埼玉高速鉄道線。

日吉ー新横浜:東急新横浜線。

新横浜―西谷:相鉄新横浜線。

二俣川―海老名・湘南台:相鉄本線・相鉄いずみ野線。

 

南北線は、埼玉高速鉄道・東急目黒線・相鉄本線・いずみ野線と直通していて、名前の通り東京の真ん中を南北に結んでいます。

 

南北線は繁華街を通っていない

この路線は東京の繁華街を通っていないため、メトロ線の中では地味です(笑)。山手線の内側を通る路線で、池袋や上野といった繁華街は山手線の外側にあるため仕方ない部分はありますね。

ちなみに、東京メトロの駅で利用者数が最少の西ヶ原は南北線の駅なんですね。それでも、東京の南北を安く移動できる貴重な路線なので需要は高いと思っています。

繁華街は通っていなくても、銀座線や丸ノ内線、JR中央線に乗り換えられる駅はあるので、そこへのアクセスは決して不便ではありません。

ちなみにわたしは、東京メトロの路線の中で唯一乗ったことがありません(笑)。南北線の沿線に用事があることはめったにないんですよね。

沿線の方しか乗らないのでしょうか…。

 

2023年より相鉄線と直通運転開始

しかし、2023年に相鉄線との直通運転が始まり、利便性が向上しました!それによって、南北線を利用する機会も増えていくのではないでしょうか。

相鉄線との直通運転に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています(相鉄線直通列車の仕組み)。ぜひご覧ください!

 

大きなホームドア

南北線の駅に行くと以下のような大きなホームドアが見られます!

ホームドア

そのため、南北線の駅はけっこう異彩な雰囲気がでていますね。

電車が来ても見にくい状態になっています(笑)。鉄道ファンには不満に感じるかもしれません。

しかし、このホームドアによって線路内立ち入りや飛び込みによる人身事故の心配はほぼナシですね!開業してからそのような事故は発生していないはずです。

 

埼玉高速鉄道

埼玉高速鉄道線は、『埼玉スタジアム線』という愛称があります。ほとんどが地下区間なので、地下鉄と言ってもいいでしょう。

高速鉄道と名乗っていますが、最高速度は80キロです。うん、全然高速じゃない(笑)。

また、東葉高速・横浜高速線と同じく運賃は割高です。建設費が高かったのかもしれません。ちなみに、「高速鉄道」と名乗る路線はどれも運賃が割高なんですよね。

 

目黒~白金高輪は、都営三田線と共同区間

目黒~白金高輪の区間は、都営三田線とシェアする区間になっています。都営三田線も東急目黒線に直通しますので、どちらに乗っても問題ありません!

ただし、北へ向かう場合は行先に注意してください。

都営三田線方面

  • 高島平。
  • 西高島平。

東京メトロ南北線方面

  • 浦和美園。
  • 王子神谷。
  • 駒込。
  • 赤羽岩淵。
  • 鳩ケ谷。

 

hikari
hikari

この2路線は使用車両も共通しているので、これがまたやっかい・・。

 

 

他路線への乗り換え

  • 赤羽岩淵(埼玉高速線)
  • 王子(京浜東北線)

都電荒川線(王子駅前停留場

  • 駒込(山手線)
  • 後楽園(メトロ丸の内線)

都営三田線・都営大江戸線(春日駅)

  • 飯田橋(中央総武線各駅停車・メトロ東西線・都営大江戸線)
  • 市ヶ谷(中央総武線各駅停車・メトロ有楽町線・都営新宿線)
  • 四ツ谷(中央総武線各駅停車・中央線快速・メトロ丸の内線)
  • 永田町(メトロ有楽町線・メトロ半蔵門線)

メトロ銀座線・メトロ丸の内線(赤坂見附駅)

  • 溜池山王(メトロ銀座線) メトロ丸の内線・メトロ千代田線(国会議事堂前駅)
  • 麻布十番(都営大江戸線)

目黒〜白金高輪間は都営三田線との共同区間。

  • 目黒(山手線・東急目黒線・都営三田線)

 

まとめ

南北線は東京メトロの中でも地味な路線でしたが、相鉄線と直通運転が始まったことによって、印象が大きく変わりました!

なかでも、相鉄線新横浜を通ることによって東海道新幹線に乗り換えが可能になりましたね。これは、名古屋・京都・大阪など西日本方面へのアクセスに役立ちます!

東急線経由して新横浜で新幹線に乗り換えると、都内から乗ったときより運賃が少し安くなるんですね。

地味と言うとマイナスにとらえられがちですが、それも魅力の一つだと思っています。地味な路線と聞いたら、沿線にはどんな世界が広がっているのかとワクワクしてきませんか?

自分なりに沿線の魅力を発掘できたら、観光により味が深まっていきます。

それでは、南北線の駅へ出発!

 

 

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