こんにちは、hikariです!(プロフィールはこちら)
今回は、武蔵野線と京葉線の直通運転の中身を分かりやすく解説していきます。(参考:直通運転とは?)
本編
武蔵野線の京葉線への直通運転ですが、西船橋から2つのルートに分かれます。
図のように、西船橋から京葉線の線路は三角形を描いています。
なので、武蔵野線から京葉線へ行く際は行先とその経由駅をしっかり把握しておいてください。なぜなら、例えばディズニーへ行く時(舞浜)に海浜幕張行きに乗ったら時間ロスしますから。
武蔵野線
武蔵野線→京葉線は2ルート存在する
武蔵野線の列車が京葉線内で止まる各駅をのせます(西船橋から)。
東京行き。
- 市川塩浜
- 新浦安
- 舞浜
- 葛西臨海公園
- 新木場(地下鉄有楽町線とりんかい線は乗り換え)
- 潮見
- 越中島
- 八丁堀(地下鉄日比谷線は乗り換え)
- 東京(新幹線、JR線、地下鉄丸ノ内線は乗り換え)
海浜幕張行き。
- 南船橋
- 新習志野
- 幕張豊砂
- 海浜幕張
武蔵野線直通列車は京葉線内では各駅停車で、京葉線の車両は武蔵野線には行きません(赤い車両)。
このことはしっかり覚えておきたい部分になります!
武蔵野線は乗り換え路線が多い
武蔵野線は、都心を通らず半円を描くようなルートになっています。
都心を通らない分、そこへ向かう路線とのりかえられる駅が多いですね。くわしくは以下の図をご覧ください。
- 府中本町(JR南武線)
- 西国分寺(JR中央線)
- 新秋津(秋津駅にて西武池袋線へ)
- 北朝霞(朝霞台駅にて東武東上線へ)
- 武蔵浦和(JR埼京線)
- 南浦和(JR京浜東北線)
- 東川口(埼玉高速鉄道)
- 南越谷(新越谷駅にて東武スカイツリーラインへ)
- 南流山(つくばエクスプレス)
- 新松戸(常磐線各駅停車)
- 新八柱(八柱駅にて新京成線へ)
- 東松戸(北総線と成田スカイアクセス線)
- 西船橋(JR総武線各駅停車、京葉線、地下鉄東西線、東葉高速鉄道)
いかがでしょうか。都心へ向かう手段が山ほどありますね!どの駅から乗っても都心に向かってラクに移動させることが、武蔵野線の役割ではないでしょうか。
意外と控えめな最高速度
駅間が長く、直線区間も多いので時速100キロは出しているだろうと思ったら、95キロまででした。
十分速い方ですが、「105キロくらい出せそうだな」と思ってしまいますね。貨物列車が結構通るので、それにあわせているのかもしれません。
また、数少ない千葉~埼玉県への移動手段でもあります!
武蔵野線には快速がない
首都圏のJRのほとんどの路線では快速がはしっていますね。しかし、武蔵野線には快速がありません。
理由は以下のことが考えられます。
- 都心への路線と乗り換えられる駅が多く、短距離乗車が多い。
- 貨物列車がひんぱんに通っていてやりくりが難しい。
- 駅間が長めなので、実質それが快速の役割。
そう考えると納得できますが、南越谷から舞浜(ディズニー)へ行ったときは「快速があったらなあ」って感じましたね(笑)。
各駅停車で何駅も通過していくのは気がとおくなります‥。
武蔵野線から東京駅へ行くことに関して
武蔵野線では東京行きがあるものの、それで東京駅へ向かうのはおすすめしません。
遠回りなうえ、各駅停車なので膨大な時間がかかります(笑)。
西船橋寄りの駅からならばもちろんありですが。
ただし、府中本町から行く場合は、西国分寺で中央線快速に乗り換えていった方が速いです。
その他で、武蔵野線は以下の路線で東京駅に向かうことができます。
- 京浜東北線(南浦和)
- 東武スカイツリーラインと常磐線(南越谷→新越谷→北千住乗り換え)
- 常磐線(新松戸。松戸まで乗って快速線に乗り換え)
- 総武線(西船橋。市川で快速線に乗り換えないと行けず、東京駅は地下深い)
- 東京メトロ東西線(西船橋。大手町で丸の内線に乗り換え。JRより安く行ける)
乗る駅から1番近いことに応じて使い分けてみてください。
しかしながら、常磐線も総武線も快速線と直接乗り換えができないのが惜しいですね。南浦和においても、快速線の役割をしている宇都宮線が止まりません。
武蔵野線が冷遇されているのか分かりませんが、5つの都心へ行ける路線と接続しているからマシですけどね。
京葉線
沿線に娯楽施設が充実している
京葉線は総武線のバイパス路線として作られました。
京葉線の沿線って結構充実しているんですよね。
葛西臨海公園やディズニーリゾート、ららぽーと、イオン幕張、三井アウトレットパーク、幕張メッセやZOZOマリンスタジアムといった商業施設がたくさんあります♪
どれも一日中楽しめるものばかりなので、娯楽路線と言えますね。
強風に弱く、遅延しやすい
注意点として、海のすぐ近くを走るためか強風が吹くと遅延しやすいです。台風シーズンのときはどうなるのかと、想像するだけでトリハダが立ちます(笑)。
そのため、利用するときは遅れた時の行動について考えておくことをおすすめします。
とくに、ディズニーへ電車で行く場合はすごく困りますよね。並行する地下鉄東西線やJR総武線の駅からだとかなり距離がありますから。
線路の横、とくに橋のよこに防風柵が設置されているのでマシにはなったと思います。
房総エリアにも直通運転
また、図には載せていませんが京葉線は外房線(上総一ノ宮まで)や内房線(君津まで)とも直通運転をしています。
いわゆる房総半島の都市までアクセスできるわけですね♪
千葉県内の各都市から、娯楽の充実した京葉線沿線へアクセスできるのは魅力的だと思います♪
「1本の電車であの東京駅からこんな場所まで行けるんだ!」と思えれば、きっと鉄道のトリコになるでしょう。
京葉線の停車駅
京葉線は、快速などの優等列車が走っているので停車駅を挙げます。
快速の停車駅。
- 東京(新幹線・丸の内線・総武と中央線快速・山手線・京浜東北線・上野東京ラインへ乗り換え)
- 八丁堀(地下鉄日比谷線へ乗り換え)
- 新木場(地下鉄有楽町線とりんかい線へ乗り換え)
- 舞浜
- 新浦安
- 南船橋
- 海浜幕張(海浜幕張~蘇我は各駅停車)
通勤快速の停車駅。
- 東京
- 八丁堀
- 新木場
- 蘇我
通勤快速の注意点が、新木場の次が蘇我であることです。
舞浜も通過するので、ディズニーへ行く時は絶対に乗ってはいけません。知らずに乗ったら大きなタイムロスになりますから(特に東京から行く場合)。
よって、通勤快速は千葉~東京を最速で結ぶことに特化した列車と言えます。
武蔵野線直通は府中本町行き
京葉線内から武蔵野線へ行く場合は、府中本町行きに乗ってください!
東所沢行きもありますが、大半が府中本町行きになります。
まとめ
武蔵野線と京葉線の直通運転により、東京~千葉~東京and東京~千葉(海浜幕張)の移動が可能となっています!
沿線にはイオンレイクタウンやディズニー、葛西臨海公園などのお出かけスポットが充実しているので、1度は利用したことがあるのではないでしょうか。
しかし、武蔵野線の駅にいて「東京行きがきたからそれで東京駅に行こう!」とテンションを上げるのは慎むべき路線なので、注意ください(特に武蔵野線西部エリア)。