こんにちは、hikariです!(プロフィールはこちら)
池袋〜渋谷へ行ける路線がいくつかあるけど、どの路線が最適なの?
JR?それとも地下鉄?
という疑問に、池袋・新宿・渋谷に何度も足を運んだわたしが解説します。
さて、池袋~渋谷へは以下の路線で移動できます。
- 山手線
- 埼京線
- 湘南新宿ライン
- 東京メトロ副都心線
各路線ごとの所要時間や運賃、注意点、特徴を挙げましたので、参考にしていただけると嬉しいです!
山手線
運賃と所要時間
運賃:IC168円。
所要時間:15分。
本数が多い
さすがは山手線、本数が多いです。ダイヤ改正で他路線で減便が相次いでいますが、ここはまだまだ使いやすい状況ですね!
なぜなら、約3~5分待てば列車が来ますから。1時間に12~18本あるので、どのタイミングでホームに到着しても安心できますね。
乗り遅れて次の列車まで5分以上待つのがイヤなら、山手線を選んで間違いないです。
山手線なら、「乗り遅れたけどまあいっか」って開き直れます。列車間隔がここまで小さいと、列車同士が鬼ごっこしているように見えますね。
わたしは1時間に3本の鉄道に慣れているので、山手線の時刻表をはじめて見た時は目を疑いました。
もう、山手線の本数が10~15分間隔になることが想像できません(笑)。人口減少などによって、可能性はゼロではありませんが。
また、スピードはだいたい時速60~80キロで走っているので、都会の景色を観察しやすい環境でもあります♪(最高速度は90キロ)
車窓から見えた気になる建物やお店を見つけたら、ぜひ足を運んでみてください。
各駅停車ならではの魅力ですね。
途中駅周辺も魅力的
山手線の途中駅には、新大久保や原宿駅があります。その駅周辺について簡単にお話しします。
新大久保では韓国気分を楽しむことができ、原宿では若い世代が好む飲食店や洋服店が数多く存在します。
わたしはK-POPがとても好きで、新大久保には行きます!日本最大のコリアンタウンと言われていますね。
韓国料理や韓国旅行の気分を味わえるカフェがたくさんあります。例えば、以下の「ソウルティラミス」。
ハングル文字が書かれているので、建物だけ見れば「そこは韓国だ」と思ってしまいます!
東京の中に韓国の飛び地があるのかと感じたほどでした。
ソウルティラミスといえばこちら♪
カップにもハングル文字が書かれており、インスタに投稿すればたくさんのいいねがもらえそうです!
ほかには、こんなかわいらしいカフェラテも!(カイサルカフェ)
さらに、新大久保駅前には「韓流百貨店」があります。そこではK-POPグッズたくさん売られていて、K-POPファンにとってはたまらないお店です!
アイドルの写真集やクリアファイル、トレカなどがたくさん売っています♪
新大久保へは、韓国旅行へ行くまえに一度行ってみるといいかもしれませんね♪
原宿
一方、原宿にはインスタ映えしそうなスイーツやグッズを販売する店がたくさんあります!
洋服店も充実しているので、若い世代なら1日いても飽きませんね。なかでも、「竹下通り」は多くの人で賑わっているので、原宿の代名詞というべき存在といえます!
以上です。山手線ではこのような最高の寄り道できるということをお伝えしました!
よって、それらに行ってから渋谷(もしくは池袋)へ向かう場合にもおすすめします。
小まとめ
山手線は駅数が7駅と多いものの、本数の多さでカバーしているので埼京線より早く到着するパターンが考えられます。
どの時間帯でもあまり待たずに乗れるので、山手線がベストだと言えますね♪
埼京線
運賃と所要時間
運賃:IC168円。
所要時間:11分。
埼京線は山手線の快速を担う
池袋~渋谷間において、埼京線の途中駅は新宿しかありません。そのため、実質的に山手線の快速の役割を担っています!
これは快速でも通勤快速でも共通です。なので、池袋・新宿・渋谷を楽しむ場合は非常に役立ちます。
主要駅しか止まらない分、混雑率は高いので注意してください。
わたしが乗ったとき、7分後にきた列車はギュウギュウの満員電車でした。もう、お互いの体が密着するほどです。
「何の罰ゲームやねん!7分待って満員に乗るハメになるとか、なんか悪いことしたかなあ」と感じましたね(笑)。
それもそのはず、埼京線は混雑がハンパない路線として有名ですから。
埼京線の本数
埼京線の本数について解説します。朝夕は結構あっても、日中は山手線より若干少ないです。
5~10分待ちって場合もあるので、それを嫌うなら山手線を選んだ方がストレスが少ないですね。
これはわたしの意見ですが、「速い埼京線にすぐ乗れそうだからラッキー♪」程度に思っておいた方がいいと考えています。
所要時間が山手線と約4分しか変わらないこともありますから。
つまり、基本的には山手線に乗った方がよいってことです。
新宿行きに注意
埼京線を使うにあたって、注意しておきたいのが新宿行きの存在です。
それはほとんどの時間帯で設定されているので、駅の電光掲示板をチェックすることをおすすめします!
新宿で降りて、次の列車を待つくらいなら山手線を選んだほうが確実にスムーズに移動できますね。
新宿行きは特に上り列車(渋谷・新木場方面)に多いので、池袋〜渋谷へ移動したい時には面倒な存在ですね。
あと1駅行ってくれって思ってしまいます。
小まとめ
埼京線は山手線の快速の役割を果たしているので、速達性が高いです。しかし、渋谷~池袋を移動するなら新宿行きに気を付ける必要があります。
新宿行きは多く設定されているので、時刻表や駅の電光掲示板を確認してみてください。
「お、新宿行きじゃないから埼京線に乗ろう!」っていう気持ちで選ぶといいです。
本数も山手線より少ないので、乗り遅れて長く待ちたくない場合は埼京線はやめた方が良いですね。
湘南新宿ライン
停車駅は埼京線と同じです。
運賃と所要時間
運賃:IC168円。
所要時間:10分。
本数が少ない
湘南新宿ラインは上下線とも本数が少ないです。全体的に4・5本しかありません!本数だけを見れば都会の路線とは思えないですよね。
もはや郊外のローカル線レベルです。
1本逃したら15分弱待つことになるので、そうなったら山手線などに切り替えることも大切かもしれませんね。
速達性の高さを少ない本数が打ち消しているという残念な状況になっていますね。
よって、わざわざ狙ってまで使う必要性がありません。路線名に「新宿」が入っているのに、そんなこと言うと複雑な気分になります。
乗れたらラッキー
湘南新宿ラインの途中駅は埼京線と同じく新宿のみで、山手線の快速として機能していますね。
また、新宿止まりが無い(一般列車のみ)ので、必ず池袋~渋谷間を乗り通せます!ただし前述の通り本数は少ないので、「乗れたらラッキー」だと思っています。
最後に注意点として、長距離を走ることから遅延しやすいことを覚えておきましょう。1カ所で何かあれば、遠く離れたエリアにも影響が出ますから。
小まとめ
湘南新宿ラインは、本数はかなり少ないですが速達性が高いです。加えて新宿止まりもないので乗れたら喜びましょう(笑)。
ただし、本数が少ないことから駅の電光掲示板を見て、かなり待ちそうだったら山手線に切り替えることをおすすめします。
東京メトロ副都心線
運賃と所要時間
運賃:IC199円。
所要時間:急行は12分、各駅停車は16分。
急行の停車駅
- 池袋(山手線・埼京線・湘南新宿ライン・メトロ丸ノ内線・東武東上線・西武池袋線)
- 新宿三丁目(メトロ丸ノ内線・都営新宿線)
- 明治神宮前(メトロ千代田線) 山手線(原宿駅まで徒歩2分)
- 渋谷(山手線・埼京線・湘南新宿ライン・メトロ銀座線・半蔵門線・東急東横線・東急田園都市線・京王井の頭線)
副都心線の急行について
副都心線は地下鉄では珍しく、急行が走っています。
池袋~渋谷において、山手線(15分)より速く埼京線と湘南新宿ラインにはわずかに負けていますね。
上記の路線といい勝負でも副都心線の渋谷駅は地下5階にあるので、地上に出るまで時間がかかります。
ただ、地下区間を最高速度80キロで爆走するので、一度体験してみてはいかがでしょうか。
新宿駅は通らない
この路線は副都心と名乗っていますが、新宿駅を通っていません!副都心とは池袋や新宿、渋谷を指します(東京の場合)。
なので、新宿駅に用があるなら副都心線は選択肢から外れます。お気を付けください。
新宿駅には数多くの路線が通っている上、副都心線は比較的新しい路線です(2008年開業)。そのため、路線を通すスペースが無かったのかもしれませんね。
しかし、新宿駅と新宿三丁目駅は地下道でつながっているんです!
行き方は、「南口」か「甲州街道改札」を出て「新宿東南口地下歩道」へ入ります。
地下歩道へは、「NEWOMan」を自分の右側にしてまっすぐ進みます。NEWOManのロゴはかなり目立つので、参考にしてみてください。
東京の地下は地下鉄だけでなく、駅と駅を結ぶ地下道もあるので都市建設が素晴らしいなって感じます。
ドラえもんの「断層ビジョン」みたいなものがあれば東京の地下をのぞいてみたいものです(笑)。
渋谷駅は地下深い
副都心線の渋谷駅はとても深く、地下5階にあります。これは、東急東横線がこの路線との直通運転開始にともなって、地上から地下に変更されました(参考:直通運転とは?)。
そのため、渋谷駅で地上に出るときは苦労しますね。
ストリートビューを乗せたので、参考にしてみてください。
しかしながら、たまには違うルートを使って新鮮さを感じたい場合は使ってみるのもありです。
それによって新たな発見ができるかもしれないので、完全にやめた方がいいとは言えません。
ただ、地下5階はめちゃくちゃ深いので不満に思っても仕方ありませんね。
JRから乗り換えるにはかなり不便な状況です。もはやダンジョンで迷いやすい構造になっていますが、同時に冒険心をかき立てられます(笑)。
ちなみに、池袋駅も地下2階とまあ深い。モグラになった気分で駅を探索してみたいところですね!
小まとめ
副都心線の運賃はJRより若干高く、急行に乗っても埼京線や湘南新宿ラインより遅いです。加えて、地下鉄なので車窓が楽しめません。
おすすめするなら車両のバリエーションを楽しみたい時や、「たまには違う路線を使って新鮮さを求めたい」場合くらいです。
副都心線は東急や東武、西武、横浜高速の車両が走っているので、それぞれ違った走行音や内外装を楽しめます♪私鉄の魅力ですね。
池袋~新宿へは丸の内線を使ってはいけない
これまでに紹介していませんでしたが、丸の内線でも池袋~新宿の移動ができます。
しかし注意点があります、以下の図を見てください。
丸の内線は、東京や銀座を経由して新宿を通っているんですね。この路線を使うと約35分かかってしまいます。
知らずに乗るとかなりの時間ロスなので、気を付けてください!ただし、東京駅や銀座方面にも遊び行くならありです。
新宿~東京には中央線快速、池袋~東京には山手線がありますが、運賃と所要時間に大きな差はありません。
しかし、丸の内線の地上区間を味わってみるのはいかがでしょうか。四ツ谷、後楽園、茗荷谷駅が地上駅で、御茶ノ水駅近くの神田川にも地上に出ます。
今まで地下を走っていたのが、いきなり地上へ出るという展開はなかなか面白いと思います!
余談として、神田川を走る姿を外から見ると、ディズニーのアトラクションのように見えますね(笑)。
トンネルから出てまたすぐにトンネルっていう流れなので、「センター・オブ・ジ・アース」に似ていました。
まとめ
池袋~渋谷の移動において、ベストなのは山手線です!本数が圧倒的に多く、2~5分待てば次の列車が来ます。
加えて、駅に着いたらすぐに発車するのでテンポが良いですね。埼京線などより速く到着できる可能性を秘めています。
埼京線は、山手線の快速の役割をしているので途中駅が新宿のみです。
しかし、上下線とも新宿止まりが多いので、それ以外の列車に乗れそうだったら乗るのがいいかもしれません。
湘南新宿ラインは、停車駅が埼京線と同じです。1本逃すと15分くらい待ちますが、新宿止まりはないので確実に移動できます!
乗れたらラッキーと思っておくのがおすすめです。
地下鉄副都心線は急行が走っています。所要時間は山手線より約3分速いですね。しかし、渋谷駅は地下深いので地上への移動を加えると、山手線に負けてしまいます。
しかし、「いつもはJRだけどたまには違う路線に乗るのもありかな」と考えているならぜひ乗ってみてください!
車両の種類が豊富で、駅にいるだけでも飽きませんので(笑)。
今回は以上です、ありがとうございました!