一般道の制限速度って低すぎるのでは?

思ったこと・考えたこと

こんにちは、hikariです。(プロフィールはこちら)

今回は、一般道の制限速度についてわたしなりに考えたことを書きました。

車を運転している方は、「この直線道路がなんで40キロ制限なの?」というのを感じたことが1度はあるかと思います。

多くのドライバーが制限速度+10キロ以上で走っていますよね。

そのため、速度規制の標識はただの飾りになっている状況です。

制限速度の標識

40キロ制限の標識

この記事では、現状に対する考えや実践していることを紹介します。少しでも共感できるものがあればうれしいです!

 

現状に対する考え

10キロ刻みで決められている

一般道の制限速度は、時速30キロ~60キロまでを10キロ刻みで決められています(一部70キロ制限もあり)。

以下のように、道路の状況に合わせて決められていますね。

  • 道幅が狭く、通学路になっている(30キロ制限)
  • 街なかの片側1車線道路(40キロ制限)
  • 道幅が広い、長い直線、片側1車線の国道(50キロ制限)
  • 片側2車線のバイパス(法定速度の60キロ)

30キロ制限の道路については、スピードを出したらほんとうに危険なので納得しています。

しかし、「40キロじゃ遅いけど50キロは速い、45キロが丁度いい」と思う道路もあるんですよね。

そのため10キロ刻みだと大雑把なので、5キロ刻みに変えてほしいと思わざるを得ません。

例えば35キロや45キロ、55キロ制限の導入ですね。

鉄道の最高速度なら85キロとか95キロはたくさん存在するけど、車にないのは違和感ありますね。

わたしの場合、メーター表示を参考にして以下のようにしています。

  • 30キロ制限では35キロまで。
  • 40キロ制限で、狭い道だったら45キロまで。
  • 60キロ制限では60キロまで(信号が多かったらそれ以上出す必要がない)。
  • 直線でも、それ以上出すのは危険だったら55キロまで。

5キロ刻みに変えることで、その道に合ったスピードにより近づくのではないでしょうか。

 

速度計には誤差がある

車の速度計には誤差があることをご存じでしょうか。

メーターの速度は実際に速度より高く表示しているのです

例えば、わたしの車の場合メーター読み60キロのとき、GPSの速度計は56キロでした。GPSの方がほぼ正確だというので、それを参考にしています。

ちなみにこの誤差は、速度が速くなっていくほど大きくなり、タイヤのすり減り具合によっても変化していきます。

さて、制限速度の話にうつります。今の制限速度ははたしてメーターの誤差も考慮したうえで決められているのでしょうか。

はっきりとした答えはありません。

しかし、誤差の考慮がないなら10キロか15キロ引き上げ、考慮されているなら実態に合わせての引き上げされたらと考えています。

なぜなら、40キロ制限の道路をメーター読み40キロで走ったら、後続車にあおられるからです。

わたしが初心者の頃そうしていましたが、ほぼ毎回追いこされたり、車間をつめられました・・。

そうなればお互いが良い気持ちしませんよね。

それでも路上教習の時に、メーター読み42キロで走ったら「ここは40キロ道路ですよ」と注意されてしまいました(笑)。

「いやいや、実際の速度は35キロかもしれませんよ?」と言いたくなりましたが、教習中なので仕方がないです。

 

直線だけど40キロ制限

40キロ規制だけど、長い直線道路ってたくさんあると思うんですね。

hikari
hikari

わたしは北関東に住んでいるんですが、本当に多いですよ。

そういう道路って、多くの車が60キロで走っています(メーター読み)。

スピードによる事故が頻発していないなら、「そこまで出しても大きな危険はないよね?」って疑問に思ってしまうんですよね。

歩道と広い路側帯があるのに40キロっていう道もあるので、いいかげん実態に合わせて10キロか15キロ引き上げてほしいです。

もっと言えば、メーター読みで「これ以上出したら本気で危険だ」と思うくらいの制限速度が望ましいところ。

もちろん、通学路や飛び出しなどの危険が多い場合は今のままでいいですし、引き上げても常にそういう事態を予測する必要がありますね。

 

制限速度引き上げ→「もっとスピード出そう」とはならない

わたしは、以下のような気持ちになることは考えられないと思っています。

制限速度が上がったから、もっと飛ばすぜ!

絶対にいないとは言えませんが、以下のような理由があります。

それは、その道路の線形や状況に合わせてスピードを出しているからです。

40キロ制限でも、直線でかつ子供などの飛び出しは考えられないから60キロまで出しているのではないでしょうか。

そのため、40キロから50キロ制限に上がったからといって70キロ出すようなことはほぼないと考えます

 

車の安全装置が発達しても制限速度は変わらない

事故を減らすために、車の安全装置は発達していますね。

ぶつかりそうになったら自動で停止するような車もあるので、「技術発展の力はすげえ」と思わずにはいられません!

残念ながら、わたしは約7年前に作られた車に乗っているので、安全装置のすごさを感じたことはないです・・。

さて、車の安全装置と言えば以下のようなものがあります。

  • ABS(急ブレーキでタイヤがロックしないようにする。
  • 前の車に接近したら自動で減速する。
  • クルーズコントロール(設定した速度を維持する。速度が変わったら自動で元に戻る)。

といったものがあるので、制限速度を引き上げても安心して走れるような状況になっているのではないでしょうか。

にもかかわらず、制限速度が変わらない(60→70キロに上がった道路もあり)道路が多いです。

「事故を減らすために安全装置が開発されているのは知っているよね?」と聞きたい・・。

そのため、安全装置の性能も考慮して制限速度のひき上げに至ったらなと。

車って、ある程度スピードを出すのがナンボですから。

 

結論

それでは、わたしが思う理想の制限速度について述べます。

それは「その道路において、メーター読みでこれ以上出したら危険な速度」です!

具体的には、現状の40キロ制限はメーター読みで45キロor50キロor55キロ制限が妥当だということです。

40キロ道路は、60キロ以上出すと危険な場合がほとんどですよね。

そのため、わたしの運転経験上55キロまでならば、危険度は小さいと感じています。

以上のような制限速度に変えることで、その道路に本当に合った速度で走れるのではないでしょうか。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

わたしが実現してほしいと思うのは、制限速度を現状より10キロか15キロの引き上げと5キロ刻みにすることです(メーター読みで)。

それが可能な道路にはそう変えてほしいと、本気で思っています。

交通関係にたずさわる皆様、どうか検討していただけないでしょうか。お願いします!

今回は以上です。

安全な速度で運転し、事故や違反が無いようお互いに頑張っていきましょう♪

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